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中部森林管理局

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    2017年3月3日(第98号)

    皆さんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

    二月が足早に走り去り、三月になりました。今日は、三月三日の「ひな祭り」ですが、皆さんのお宅ではお雛様飾っていますか。私の家は、子供が小さい頃は飾っていたのですがもう何年も飾っていません。(お雛様すいません)ひな祭りは、桃の節句とも言われますが、ここ長野市では、花の便りはまだ聞こえてきていませんが、代わりに杉の花粉が舞いはじめておりアレルギー持ちの身としては切ない時期です。でも、暖かな春、桜の便りが待ち遠しい時期でもあります。長野市の今年の桜の開花はいつごろになるでしょうか。今年も、中部森林管理局内にある桜がきれいに咲いてもらいたいものです。

    さて、今回のメールマガジンですが、伊那谷総合治山事業所長からのメッセージの他、注目情報には、「平成29年全国山火事予防運動の実施について」、トピックスには、「飛騨市広葉樹のまちづくりシンポジウム」について取り上げています。

    最後までお読みいただければ幸いです。

    INDEX 

    1.森林管理局からのメッセージ----------------伊那谷総合治山事業所長

    2.注目情報----------------------------------・平成29年全国山火事予防運動の実施について

    3.今月のトピックス----------------------------飛騨市広葉樹のまちづくりシンポジウム

    4.お知らせ-----------------------------------・平成29年度 事業発注見通し説明会の開催について

                                                               ・「第15回 聞き書き甲子園フォーラム」及び
                                                                「聞き書き甲子園15周年記念イベント」の開催について

    5.広報「中部の森林」--------------------------2月号掲載

    6.業務関連情報-------------------------------公売・入札情報

    1.森林管理局からのメッセージ

    野庁  伊那谷総合治山事業所所長 小池新太郎

    伊那谷総合治山事業所は、天竜川上流に位置する長野県駒ヶ根市以南の伊那谷流域の国有林と民有林直轄事業箇所(小渋川・飯田の2箇所)の治山事業を実施し、事務所は飯田市に所在しております。
    飯田市は信州の小京都とも形容される長野県南部地域の中核都市であり、数多くの伝統芸能が息づいています。 特に、平成28年3月に開催された「お練りまつり」は慶安5年(1652)に始まり、その後五十余年の中断の時期もありましたが、正徳5年(1715)の「未(ひつじ)の満水」と呼ばれる大洪水が伊那谷を襲った際に、住民が大宮神社に祈願したところ城下町は水難を免れたため、住民はその神徳をたたえ、享保4年(1719)に中断していた祭りを再興し、享保19年(1734)に諏訪御柱にあわせ7年に一度の祭りと定められました。その出し物も時代により趣好がこらされてきましたが、現在は、東野大獅子と大名行列が有名で多くの来訪者が訪れました。機会があれば是非、一度見物してはいかがでしょうか。一見の価値はあると思います。
    このように伝統ある地域ですが、未の満水や昭和36年(1961)6月の梅雨前線豪雨(通称三六災害)など、昔から自然災害も多発した地域です。
    これは、当地域が日本を縦断する中央構造線上にあり、激しい地殻変動の影響を受けたもろい岩石地帯であることや両アルプス(中央アルプス、南アルプス)に挟まれていることから、集中豪雨が発生しやすい気象条件であるためです。
    当事業所としてもこのような自然災害の軽減を図るため、森林の維持造成を通じた崩壊地の復旧や地すべりの防止事業を実施して参りました。平成26年度には、三六災害で荒廃した山地を国有林の直轄治山事業としての復旧が完了したことから、中川地区民有林直轄治山事業を長野県へお返ししたところです。
    今後においても、水源のかん養、生活環境の保全・形成等を図ることで、地域住民の安全で安心できる豊かな暮らしの実現へ寄与したいと考えております。 

     2.注目情報

    平成29年全国山火事予防運動の実施について

    例年、冬から春にかけて、山では枯葉や枯草が多くなることに加え、空気の乾燥や季節風、あるいはフェーン現象などの気象条件等から、山火事発生の危険性が高い時期となります。これは、春先に行楽や山菜採りのために山に入る人が増加するほか、農作業に由来する枯草焼きなどが山林に飛び火することも原因となっています。
      山火事はいったん発生するとその消火は容易ではなく、一瞬にして貴重な森林を焼失するとともに、その回復には長い年月と多くの労力を要することとなります。

      林野庁は、「平成29年全国山火事予防運動」を3月1日(水曜日)から7日(火曜日)にかけて実施します。
      平成29年の統一標語は、「火の用心 森から聞こえる ありがとう」です。
    山火事予防運動について御理解をいただき、山火事の未然防止に御協力いただきますようよろしくお願いいたします。

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/hogo/170222.html

    3.今月のトピックス 

    飛騨市広葉樹のまちづくりシンポジウム

    飛騨市が実施した市内広葉樹の詳細調査の結果や専門家からの示唆を元に、広葉樹の森の価値と可能性を皆さんと主に考えることを目的に「飛騨市広葉樹のまちづくりシンポジウム』を開催いたします。
    このシンポジウムをきっかけに身近の森の保全と持続可能な活用を皆さんと一緒に考えましょう。

    日時:平成29年3月20日(祝)

    場所:古川町公民館(総合会館)

    参加費:無料


    ☆詳しくはこちらをご覧ください。http://www.city.hida.gifu.jp/b_sougou/2017/02/post_223.html

     

    4.お知らせ

    平成29年度事業発注見通し説明会の開催について

    森林管理署等では、平成29年度の造林・製品生産事業の円滑な実行に向けた説明会への参加者を募集しています。

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/apply/publicsale/keiyaku_info/mitosyi/h29-setumeikaikaisai.html

     

    「第15回 聞き書き甲子園フォーラム」及び「聞き書き甲子園15周年記念イベント」の開催について

    「聞き書き甲子園」は、全国から選ばれた高校生が、森や海・川とともに生きる知恵や技を持つ「名手・名人」を訪ね、その知恵や技術、ものの考え方や人となりを聞き書きし、記録する取組です。
    本年度で第15回を迎えた「聞き書き甲子園」の成果発表の場として、3月18日(土曜日)に東京大学弥生講堂においてフォーラムを開催します。
      また、フォーラムに続いて、3月19日(日曜日)及び3月20日(月曜日・祝日)の2日間、聞き書き甲子園の15周年を記念して、これまでの聞き書き甲子園参加者のほか、地域活性化・教育・医療等の様々な分野で活動する方々をゲストに迎えたトークセッションなどのイベントを開催します。

    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/j/press/sanson_ryokka/170216.html

    5.広報「中部の森林」2月号

    中部の森林 2月号(第155号)

    「中部の森林」2月号は、「中部森林技術交流発表会の開催」の記事を掲載しました。
    各地からの便りには、「市街地の国有林で清掃活動」の記事や「戸隠中学校の校外活動について」などの記事が届きました。
    シリーズ「森林官からの便り」には、伊那谷総合治山事業所 飯田治山事業所の「立邊治山技術官」からの便りを掲載しています。
    シリーズ「ご当地自慢」は、東濃森林管理署から「岩村城跡と小里城跡」を掲載しました。


    ☆詳しくはこちらをご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html

    6.業務関連情報

    公売・入札情報

    https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/apply/publicsale/index.html

     


    最後までお読みいただきありがとうござました。
    次回の「中部森林管理局メールマガジン」もお楽しみに! 


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