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中部森林管理局

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    2018年4月23日(第112号)

    皆さんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。
    今週末には、ゴールデンウイークが始まります。皆さんの予定は決定していますか。まだ決定していない、という方は、中部地域の国有林へ出かけてみてはいかがでしょうか。中部地域の国有林は、都市近郊の里山から日本アルプスの高山帯まであり、実に多様で、多くの魅力にあふれています。散歩気分で気軽に歩くのもよし、森林に囲まれたサイクリングやドライブコース、本格的な登山のフィールドもたくさんあります。山々が新緑に輝く季節です。みどりとふれあいに国有林を訪れてみて下さい。
    今回からメールマガジンは、森林管理局からのメッセージと広報「中部の森林」の内容の紹介を中心に掲載することとし、発信日も「中部の森林」の発行日と同一日にしました。「中部の森林」を通じて、国有林の様々な情報を発信していきますのでお楽しみに。
    今月の森林管理局からのメッセージは、東濃森林管理署長からです。
    最後までお読みいただければ幸いです。

    INDEX

    1.森林管理局からのメッセージ

    2.広報「中部の森林」4月号(第169号)

    3.「5月の見どころ聴きどころ」ダイジェスト

    4.公売・入札情報

    1.森林管理局からのメッセージ

    東濃森林管理署長  秋山  広

    「木曽ヒノキ備林」

    当署が管理する加子母裏木曽国有林は、木曽川の中流にある恵那峡で分岐し北上する付知側の最上流部に位置し、岐阜県側の木曽ヒノキの中心的な産地です。その中に、「木曽ヒノキ備林」があります。戦前は、「出の小路(イデノコウジ)神宮備林」と呼ばれ、20年に一度行われる伊勢神宮に必要な木曽ヒノキを確保するための森林でした。戦後は御料林(皇室財産)から林野庁所管の国有林となり、「木曽ヒノキ備林」として、貴重な木造建築物への用材供給(名古屋城本丸御殿の復元や姫路城の昭和の大修理用材にも伐り出された。)や学術研究を目的に維持管理しています。
    また、ここから伐り出された木材の一部は現在も遷宮用材にも用いられています。
    昨年10月には、20年に一度の伊勢神宮式年遷宮御用材伐採「斧入れ式」が行われ、江戸時代から行われてきた式典に立ち会うことができました。付知峡自然休養林など、四季を通じ、風光明媚なこの地に着任でき、とても光栄です。
    さて、江戸時代にさかのぼりますが、この地域の森林は徳川幕府の直轄地で、築城等に強度な伐採が行われたそうですが、その後、尾張藩が山の荒廃と資源減少を防ぐため、地元住民の入山を禁じる「留山制度」や、木曽五木(ヒノキ、サワラ、ネズコ、アスナロ、コウヤマキ)伐採を禁止する「停止木」などの森林保護政策により、伐採跡地に芽吹いた稚樹が育ち、木曽ヒノキが優位な森林が成立し、代々受け継がれています。現在、中部森林管理局では、「木曽悠久の森」を設定し、世界的にも貴重な森林を将来へ引き継ぐための取組も行っているところです。
    また、中津川市では、2027年にリニア岐阜県駅開業に向けて動き出しており、この地域の観光資源として、当署国有林の役割も重要になってくると考えております。開かれた国民の森林「国有林」を目指して、地域の皆様方と、微力ではありますが、取り組んでいきたいと考えております。
    岐阜県東濃地方へお越しの際は、是非、東濃森林管理署管内の国有林へ足を運んでみてはいかがでしょうか?


    東濃森林管理署HP:https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/tounou/index.html

    2.広報「中部の森林」4月号(第169号)

    広報「中部の森林」は、もっと読みやすく、といった声にお応えして4月号から、記事の文字を少し大きくするなどの見直しをしました。5月の見どころ聴きどころの情報もたくさん掲載しています。

    • 分収造林契約調印式と感謝状贈呈式を開催
    • 各地からのたより
    • 新幹部の紹介
    • 新規採用者の紹介
    • シリーズ「森林官等からの便り」
    • シリーズ「ご当地自慢」
    • 5月の見どころ聴きどころ

    ☆詳しくはこちらからご覧ください。https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/koho_si/index.html

    3.「5月の見どころ聴きどころ」ダイジェスト

    (上旬)

    1日頃乗鞍スカイライン早期開通オープン(予定)(飛騨署高山市)
    1日木曽町フォトコンテスト開始(木曽署木曽町)
    1~20日郡上八幡城新緑まつり(岐阜署郡上市八幡町)
    2日奥裾花自然園のミズバショウが見頃(北信署長野市)
    3日~5日第二十八回つけち森の市(東濃署中津川市)
    5日黒部峡谷鉄道全線開通(富山署黒部市)
    5日GWイベント目指せ!絶景と感動の鍋倉山山頂(北信署飯山市)
    5日白山長滝神社でででん祭り(岐阜署郡上市白鳥町)
    11日恵那山ウェストン祭(東濃署中津川市)

    (中旬)

    中旬頃軽井沢周辺でカラマツの新緑が見頃(東信署北佐久郡)
    13日木曽開田高原健康ウォーキング開始(木曽署木曽町)
    15日乗鞍岳山開き(飛騨署高山市)
    18日岐阜県ONSEN・ガストロノミウォーキング(飛騨署高山市ほか)

    (下旬)

    未定奥三界岳ふれあい登山(東濃署中津川市)
    19日「古今伝授の里」春まつり(岐阜署郡上市)
    19日愛知県植樹祭(愛知県愛西市)
    20日富山県森と木のフェスタ(富山署射水市)
    20日SDA Try Bike 王滝(木曽署王滝村)
    20日白山中居神社春季例祭(岐阜署郡上市)
    20日(予定)乗鞍山麓五色ヶ原の森開山祭(飛騨署高山市)
    26日大桑村・木曽森林管理署南木曽支署合同植樹祭木曽郡植樹祭(南木曽支署大桑村)
    26日能郷白山開山祭(岐阜署本巣市)
    27日第55回信州木曽・上松赤沢森林浴大会(木曽署上松町)
    27日ヒルクライム・イン・王滝村(木曽署王滝村)

    ☆国有林には、インスタ映えする場所も多いので、是非現地を訪れてみて下さい。
    また、ステキな写真が撮れましたらmigoro@maff.go.jpまで電子メールでお送りください。(1メール容量2MB以内)

    ☆特にステキな写真は、広報誌「中部の森林」の表紙に掲載し紹介させていただきます。あなたの写真が来月号の表紙を飾るかもしれません。投稿をお待ちしております。
    ご投稿には、氏名又はニックネーム、整理番号(5月なら1~24のいずれか)、撮影日を記入してお送りください。感想やコメントを添えて頂いても構いません。

    4.公売・入札情報

    https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/apply/publicsale/index.html

    過去の中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」はホームページからもご覧いただけます。


    ★中部森林管理局メールマガジン「中部の森林」バックナンバーはこちらから
    https://www.rinya.maff.go.jp/chubu/koho/mailmaga/backnumber/index.html

               
    最後までお読みいただきありがとうございました。次回の「中部森林管理局メールマガジン」もお楽しみに!


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    中部森林管理局 総務課広報
    〒380-8575
    長野県長野市大字栗田715-5
    TEL:050-3160-6513
    MAIL:migoro@maff.go.jp
    URL:https://www.rinya.maff.go.jp/chubu

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