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中部森林管理局

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    ふれあい推進センターの概要

    設立の経緯

    森林は、木材の生産、生物多様性の保全、土砂災害の防止、水源のかん養、保健休養の場の提供など、数多くの多面的機能を有しており、私たちの生活と深く関わっています。
    また、近年では、野生動植物の生息・生育の場、保健休養の場、環境教育の場としての森林の役割に対する期待が高まり、ボランティア団体・NPO・教育関係者などによる森林ボランティア活動や、森林をフィールドとした環境教育など、森林を利用した活動は増加傾向にあるとともに、そのニーズも多様化しています。

    このような背景から、国有林野を活用し、ボランティア団体やNPOが行う自然再生活動・生物多様性の保全等、森林の有する多面的な機能の発揮についての理解を深めるために教育関係者が行う森林環境教育などに対しての支援・技術的指導などを行う拠点として、平成16年4月、「森林環境保全ふれあいセンター」が全国10箇所に設置されました。

    中部森林管理局では、長野県木曽郡木曽町福島に「木曽森林環境保全ふれあいセンター」を設置し、木曽谷流域の国有林を活用して自然再生や生物多様性の保全に取り組むNPO・ボランティア団体や、森林環境教育に携わる教育関係者の方々などへの支援活動を行って来ました。

    平成25年4月1日からは当センターの名称を「木曽森林ふれあい推進センター」に変更し、これまでの活動に加え農林業被害が深刻化しているニホンジカの対策や、平成26年9月に発生した御嶽山噴火災害等により、木曽谷への観光客が低迷している中、支援の一助となるよう国有林見学会の開催や、トレッキングマップ等を活用したパズルラリーの実施などに取り組んでいます。

     

    業務内容


    1.NPO等との連携による自然再生の推進、森林環境教育支援など
    関係機関、地元自治体等と連携しながら、以下のような活動を行います。



    自然再生の推進

    木曽川上下流域の自然再生・森林整備活動に関心のあるNPO等を主な対象にした、技術的指導、フィールドの提供等の支援。
    • 長野県西部地震災害復旧地における自然再生
    • 中央アルプス(木曽駒ケ岳等)における植生復元
    • 当センターの活動拠点の整備

    森林環境教育支援

    • 地元関係団体が行う森林イベントや環境教育活動に対して、技術指導及び器材の貸与等の支援を実施
    • 地元及び都市部の中学、高等学校等への体験学習等の指導
    • 教職員に対して森林林業体験学習会の開催

    その他

    • 間伐材をはじめとした木材の利用促進につながる取組等の検討。
     
    2.支援体制の整備など

    支援体制の整備

    • 地元イベント、研修講師となる地元人材等の関連情報の把握。
    • NPO、関係団体等との支援ネットワークの構築。

     

    所在地・活動範囲

    当センターは、木曽地域のほぼ中心、長野県木曽郡木曽町に位置しており、木曽郡一円を主な活動範囲としています。
    ふれセン事務所位置図

    お問合せ先

    木曽森林ふれあい推進センター

    ダイヤルイン:0264-22-2122