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中部森林管理局

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    「三浦実験林50年史」の発行について

    長野県木曽郡王滝村内にある「三浦実験林」は、今年度、実験林設定から50周年を迎え、今回、この50年間の歩みと研究成果を取りまとめた「三浦実験林50年史」を発行しました。

    三浦実験林のように広大な規模で50年にわたり毎年調査研究が行われている例は、日本はもとより世界でも極めて希といわれています。

    50年にわたる研究成果等、  〝「50年史」HP用〟  より閲覧いただけます。

    三浦実験林設定の経緯

    実験林のある「三浦国有林」は、古くから木曽ヒノキの産地として知られていますが、冷涼・多雨な気候であるため、湿性ポドゾル等のせき悪な土壌が分布し、また、その多くが2mを超えるササに覆われ、以前から更新が難しい地域でありました。

    これに加え、昭和34年の伊勢湾台風、36年の第二室戸台風に襲来により、三浦国有林の木曽ヒノキ天然生林に大量の風倒被害が発生し、本地域における森林の再生は、当時深刻な問題となりました。

    このような事態を打開するため、昭和41年に当時の長野営林局が「三浦実験林」を設定し、事業的な規模の各種試験地が設定され、今に至っています。

    お問合せ先

    森林整備部技術普及課
    ダイヤルイン:050-3160-6548