このページの本文へ移動

中部森林管理局

    文字サイズ
    標準
    大きく
    メニュー

    平成30年度 ICT等を活用した路網整備推進技術者育成研修の実施について(中部ブロック研修)

     林野庁では森林総合監理士の育成にあたって、効率的かつ効果的な木材生産基盤となり得る路網整備に向けて、ICT等の先端技術を活用した路線設定、設計、施工等の路網作設等に関する高度な技術を習得させるため、今年度から新規の研修を全国7ブロックで実施しています。

     中部ブロックでは10月22日から26日の5日間、岐阜県美濃加茂市及び加茂郡七宗町において、県職員13名、市職員1名、民間職員4名、国有林職員3名の21名が参加し実施しました。
     この研修は、約1,000haの演習地について、森づくり構想を念頭に近隣の林業事業体、木材加工・流通情報を踏まえた10年間の路網計画、搬出・販売計画を検討し発表するカリキュラムです。路網の検討にあたっては、路網設計支援ソフトを使用して路網整備の促進を図るもので、航空レーザー計測等で得られた地形データを基に林道などの路網を机上で設計し、現地確認等により修正を行う内容となっています。
     この研修により、木材生産基盤整備のための高度技術者等を育成し、生産性の向上、施業の低コスト化、資源の循環利用促進により、林業の成長産業化の一翼を担う人材を育成します。

    【1日目】開講式の後、「ICT等による資源把握演習」を行い、GIS演習地の森林現況をグループワークにより把握。


    開講式(中部森林管理局 川戸森林整備部長挨拶)
     

    受講者
     

    研修ガイダンスについて説明
    (研修担当 西田企画官より説明)
     
     

    (プロセスマネージャー 本多氏)
     

    「七宗町及び演習地の諸情報」について説明
    (資源活用課 佐々木企画官)

    「ICT等による資源把握演習」について講義
    (岐阜県森林研究所 古川所長)

    【2日目】「ICT等による路網設計最適化演習」では、10年間の施業対象地を既設路網や地形等からエリア分けし、エリアごとに路網設計支援ソフトを用いて林業専用道の設計等を行う。
    「森づくり構想」では、森づくり構想を描くうえで把握しておくべき科学的知見について確認。


    「ICT等による資源把握演習」について説明
    (住友林業(株) 田上氏)
     

    路網作成支援ソフトを使用して予定路線を検討



    路網作成支援ソフトを使用して予定路線を検討


    「森づくり構想」について講義
    (岐阜県立森林文化アカデミー 横井教授)

    【3日目】演習地(七宗国有林)へ移動し、
     「森づくり検討演習」では、林況の把握、目標林型の決定、今後の施業等について検討。
     「路網整備の調査実習」では、前日検討した路線について遠望や現地踏査により林業専用道の修正・変更を行う。


    高齢級人工林(126年生)の今後の施業を検討
     

    班ごとに今後の施業方法を発表と意見交換
     

    47年生ヒノキ人工林の施業方法を検討
     

    班ごとに施業方法の発表、意見交換
     

    演習地の遠望



    演習地の概要説明
    (計画課 井上流域管理指導官)


    路網開設にあたっての留意点について説明
    (林野庁業務課 嶋田企画官)

    チャート(堆積岩)の説明
    (森林整備課 田丸技術指導官)

    【4日目】【CT等による路網設計計画作成演習】では、前日の現地踏査等を踏まえ予定路線の変更等を行い、林業専用道の総延長、事業費、開設計画年度の振り分け。路線開設年度から施業実施年度を決定。
     小班データから収支計算表において年度ごとの経費を修正し、「林業の成長産業化」の考え方に即した「路網の整備を核とした地域活性化」のプレゼン資料の作成。


    1班の検討の様子
     

    2班の検討の様子
     

    3班の検討の様子

    4班の検討の様子 

    【5日目】演習地における10年間の森林経営のビジョンについて班ごとに発表し、ディスカッション、講師講評、閉校式。


    4班の発表(発表順)
     

    2班の発表(発表順)
     

    3班の発表(発表順)
     

    1班の発表(発表順)
     
     
    発表に対する意見


    (計画課 井上流域管理指導官の講評)


    (森林整備課 田丸技術指導官の講評)


    (資源活用課 村木生産係長の講評)


    (林野庁業務課 嶋田企画官の講評)


    (林野庁研究指導課 森谷課長の講評)

    (森林技術・支援センター 椙澤所長の閉講挨拶)


    この研修を通じて得たネットワー クを今後の業務に活かしてください。

    受講生へのアンケート結果(抜粋)

    • QGISに詳しい者が班にいるといい
    • 首長向けのプレゼンがあり、良かった
    • 詰め込み過ぎの感があった
    • 現地で高い岩盤が露出しているところがあり、現地確認の重要性を再認識した
    • パソコン操作の時間が長い割に、班に1台では少なすぎる
    • 森づくりの講義が勉強になった

    受講生の皆さん 御意見ありがとうございました。
    今後、皆様の意見等を参考に、より良い研修になるよう努めて参ります。

    関連情報リンク

    森林総合監理士(フォレスター)

    森林総合監理士(フォレスター)に関する情報を掲載しております。

    お問合せ先

    森林技術・支援センター

    ダイヤルイン:0576-25-3033(代)
    FAX番号:0576-25-2420